信頼性工学

 ~ものづくりに携わる技術者の必須知識 「信頼性」の根本を押さえる~

【対象者】
 開発設計、品質保証、検査、及び製造部門の入社2,3年~中堅までの技術者及びスタッフ

【概要】
“信頼性活動”は「ゆりかごから墓場まで」と言われていますように、信頼性においては、製品の一生を考える必要があります。
たとえば、あなたが上司から次の様な指示を受けたとします。
 「今度の製品は重要な製品だ。信頼性の高い設計をしてくれ!」、「今度試作する製品の信頼性評価をしてくれ!」、「昨年量産した製品の市場不具合が発生した。調査分析し、処置を考えてくれ!」 さあ!あなたならどうしますか?
 「何をしたら良いかわからない」、「どんなデータを集めたら良いかわからない」、「集めたデータをどう解析したら良いかわからない」 この様な悩みを抱く技術者は多いのではないでしょうか。
本研修では、“信頼性活動”は『何をすればよいか。』『どんなデータを集め、どのように解析すればよいか。』を学びます。

【目次】
1.信頼性とは
 1)歴史をひもとく
 2)信頼性活動
 3)再発防止と未然防止

2.信頼性の3要素
 1)耐久性
 2)保全性
 3)人間信頼性

3.システムの信頼性
 1)直列系&並列系
 2)システムの冗長化

4.信頼性データ解析
 1)ワイブル解析

5.未然防止手法
 1)FMEA&FTA

6.市場調査
 1)故障はどのようにして起こるか
 2)信頼性の定義と取り組みの考え
 3)市場の故障状況把握の方法

7.質疑応答・まとめ