工程FMEA
製造工程の不具合未然防止 『工程FMEA』
~製造工程の不具合に気づき、未然防止する~
【対象者】
・製造部門の入社10年目くらいまでの生産技術者、現場スタッフ
・製造部門の部下を指導するリーダー・マネージャー
・設計、品質保証部門の入社10年目くらいまでの技術者
【概要】
「工程設計したけど、この工程は品質的に問題ないだろうか?」、「工程の問題を未然に防ぐにはどうしたらいいのだろう?」、「工程の故障をどの様に見つければよいのだろう?」 こうしたことで悩んでいる技術者、管理者は多いのではないでしょうか?
本講座では、製造工程における故障モード(リスク)を抽出し、工程を改善し、品質問題を未然に防ぐ「工程FMEA」の考え方やその方法を、(1)講義で手法を理解し、(2)事例でさらに知識を深め、(3)演習で具体的な実施方法を体得するという3段階で学び、工程FMEAの実践力を身に着けることができます。
【目次】
1.工程FMEAの目的
1)リコール届出件数
2)不具合の原因
3)品質改革のポイント
4)企画~量産での品質の作りこみ
5)製造工程での品質の作りこみ
6)工程FMEAの目的
2.工程FMEA実施手順
1)工程フローの確認と合否企画を確立する
2)工程FMEAワークシートの準備
3)対象工程の明確化
4)対象工程の
5)機能の列挙
6)故障モードの抽出
7)故障の原因分析
8)故障の原因防止の工程を明確化
9)検出方法の明確化
10)故障モード評価と対策要否の決定
11)故障モード対策
12)再評価(→終了)
3.工程FMEA実施手順事例
4.工程FMEA実施の留意点
5.様々な工程FMEAの事例
6.工程FMEA演習
1)工程FMEA演習概要
2)工程FMEA演習
3)発表役割と順序
4)役割のポイント
5)班別演習課題
6)演習時作成シート
①工程系統図
②工程FMEAワークシート
7.まとめ、質疑応答