モノづくりにおける「図面の見方・読み方」を学ぶ
~図面はコミュニケーション媒体~
【対象者】
研究開発・設計・技術・購買・製造・営業・調達部門の初心者から中堅技術者
【概要】
設計図面は、モノづくりにおいてコミュニケーションをとる媒体です。
図面の中には、図形形状以外に正確な寸法、公差、はめあい、幾何公差、表面粗さ、また、部品であるネジ、歯車、ばね、軸受け等の他に溶接、材料の記号など、モノづくりに対するお客様の要望、設計者の意図を正確に伝達するための手段として、すべての情報が入っています。
本研修では、職務遂行上必要な図面の見方及び読み方や簡単な機械部品の読解を習得し「図面から情報を読み取る力」を身につけます。
【目次】
1.図面の目的と基本要件
2.図面の仕様
(1)製図規格
(2)図面の種類
(3)図面作成上の基本原則
(4)製図用紙
(5)尺度、線、文字
3.図面の表し方
(1)投影図
(2)補助となる投影図
(3)その他図示法
①展開図
②対称図形の省略
③繰り返し図形の省略
(4)特別な図示
(5)断面図の示し方
①断面図とは
②断面図の種類と表し方◇全断面図
4.寸法の入れ方
(1)単位
(2)寸法記入の原則
(3)寸法記入方法
(4)曲線の寸法記入法
5.寸法公差とはめあい
(1)寸法公差
(2)はめあい
6.表面性状の図示法
(1)種類
(2)定義
(3)図示法
7.幾何公差
(1)データム
(2)幾何公差
(3)最大実体公差法
8.機械要素の図示法
9.図面管理