幾何公差

設計図面に必要不可欠となっている「幾何公差」を学ぶ

【対象者】
 設計・生産技術・品質保証・検査部門の初心者から中堅技術者

【概要】
製品の高品質化・高精度化が要求されている一方で、設計・製造期間の短縮、コストダウンによる最大利益の確保も求められています。設計・製図のグローバル化が進み、今や幾何公差を使っていない設計図面は、「図面ではない」と言われるまでになっています。
本研修では、その設計図面に必要不可欠となっている幾何公差の基本を学んでいきます。

【目次】
Ⅰ、GPS(Geometrical Product Specifications)と国際動向

Ⅱ、幾何公差の狙い

Ⅲ、幾何公差域と特性
   1、公差域の決め方
   2、公差域の種類
   3、幾何公差特性の種類

Ⅳ、データム
   1、データムとは
   2、データムの確率法
   3、データムの図示法
   4、データムターゲット

Ⅴ、幾何公差
   1、図示法
   2、幾何公差の定義および図示指示法
     (1) 形状公差
     (2) 姿勢公差
     (3) 位置公差
     (4) 振れ公差
   3、幾何公差と寸法公差

Ⅵ、最大実体・最小実体公差方式
   1、包絡の条件
   2、最大実体・最小実体公差方式の定義
   3、最大実体公差方式の解釈
   4、ゼロ位置度
   5、最小実体公差方式の解釈
   6、突出公差域

Ⅶ、幾何公差の勘どころ