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【研修概要と目次】
研修テーマ | トライボロジー入門(演習付) |
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講師の所属・役職・氏名 | (株)ワールドテック 講師 岡本 邦夫 様(デンソー出身) |
研修の狙い | トライボロジーとは摺動部の接触面に生じる“摩擦・摩耗・潤滑”に関する技術分野のことである。 自動車やメカおよびメカトロ製品は各種軸受やギヤ、電気接点、アクチュエータなど多くの摺動・接触部を持つ部品で構成され、省エネ、長寿命、高い信頼性を求められている。 しかし、そのキーとなる部位の取扱いは、一般的に、経験則に基づいて設計・開発、不具合対策、メンテナンスなどがなされているため、最適設計や、効果的な不具合対策、有効なメンテナンスがなされていない例が多く見受けられる。 本研修の狙いはメカおよびメカトロ関連に従事している若手技術者にとって、経験則でなく原理・原則に沿った仕事を遂行するのに役に立つトライボロジーの基礎知識を座学で学ぶとともに、主に不具合事例を題材とした演習や事例発表の中で、実践的な技術者育成を目指す。 |
研修の目次 | 1)トライボロジーとは ・定義 ・摩擦や摩耗によるトラブル例 2)固体潤滑・・・固体表面どうしの接触を題材に、摩擦・摩耗・潤滑の原理の理解と摩擦の法則の限界を理解する。 ・摩擦、摩耗、潤滑を理解するために ・固体摩擦を引き起こす要因 ・アモントン-クーロンの摩擦の法則 ・固体摩擦 ・スティック-スリップ 3)境界潤滑と混合潤滑・・・モデル図を基に混合潤滑の意味と界面での潤滑油の挙動と限界を解説する。 ・境界潤滑と混合潤滑の関係 ・境界層の構造と境界摩擦 ・境界摩擦の力学的意味 ・温度、速度、荷重の影響 4)表面の損傷・・・摩耗の種類と摩耗原理と材料の組合せによる悪影響などの解説をする。 ・表面損傷と種類 ・摩耗の種類(凝着、アブレッシブ、腐食、疲れ等) 5)潤滑剤・・・液体潤滑油やグリース、固体潤滑剤の特性と課題を解説し、使用する上での留意点を理解する。 ・潤滑油(種類、添加剤、性状) ・グリース(種類、添加剤、性状) ・固体潤滑剤(層状構造、軟質金属、高分子、焼結含油、表面処理) ・潤滑剤の適用例と理由(ギア、電気接点 等) 6)流体潤滑・・・ジャーナル軸受やコンプレッサーなど利用される、相対運動する2物体。流体膜で完全に離れた潤滑状態が得られる原理と留意点を解説する。 ・流体潤滑の理論(くさび膜効果、伸縮効果、絞り膜効果) ・レイノルズ方程式限界と修正 7)応用・・・すべり軸受けや転がり軸受の課題と設計上のポイントを解説する。 ① すべり軸受と転がり軸受の特徴 ② 軸受の課題と設計上のポイント 8)事例発表・・・実業務で問題になっているテーマを題材にグループ討議で原因・対策を検討し、DRを経験する中で実践力を修得する。 |
研修テーマ | トライボロジー入門(演習付) |
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講師の所属・役職・氏名 | (株)ワールドテック講師 岡本 邦夫 様(デンソー出身) |
研修の狙い | トライボロジーとは摺動部の接触面に生じる“摩擦・摩耗・潤滑”に関する技術分野のことである。 自動車やメカおよびメカトロ製品は各種軸受やギヤ、電気接点、アクチュエータなど多くの摺動・接触部を持つ部品で構成され、省エネ、長寿命、高い信頼性を求められている。 しかし、そのキーとなる部位の取扱いは、一般的に、経験則に基づいて設計・開発、不具合対策、メンテナンスなどがなされているため、最適設計や、効果的な不具合対策、有効なメンテナンスがなされていない例が多く見受けられる。 本研修の狙いはメカおよびメカトロ関連に従事している若手技術者にとって、経験則でなく原理・原則に沿った仕事を遂行するのに役に立つトライボロジーの基礎知識を座学で学ぶとともに、主に不具合事例を題材とした演習や事例発表の中で、実践的な技術者育成を目指す。 |
研修の目次 | 1)トライボロジーとは ・定義 ・摩擦や摩耗によるトラブル例 2)固体潤滑・・・固体表面どうしの接触を題材に、摩擦・摩耗・潤滑の原理の理解と 摩擦の法則の限界を理解する。 ・摩擦、摩耗、潤滑を理解するために ・固体摩擦を引き起こす要因 ・アモントン-クーロンの摩擦の法則 ・固体摩擦 ・スティック-スリップ 3)境界潤滑と混合潤滑・・・モデル図を基に混合潤滑の意味と界面での潤滑油の挙動 と限界を解説する。 ・境界潤滑と混合潤滑の関係 ・境界層の構造と境界摩擦 ・境界摩擦の力学的意味 ・温度、速度、荷重の影響 4)表面の損傷・・・摩耗の種類と摩耗原理と材料の組合せによる悪影響などの解説を する。 ・表面損傷と種類 ・摩耗の種類(凝着、アブレッシブ、腐食、疲れ等) 5)潤滑剤・・・液体潤滑油やグリース、固体潤滑剤の特性と課題を解説し、使用する 上での留意点を理解する。 ・潤滑油(種類、添加剤、性状) ・グリース(種類、添加剤、性状) ・固体潤滑剤(層状構造、軟質金属、高分子、焼結含油、表面処理) ・潤滑剤の適用例と理由(ギア、電気接点 等) 6)流体潤滑・・・ジャーナル軸受やコンプレッサーなど利用される、相対運動する2 物体。流体膜で完全に離れた潤滑状態が得られる原理と留意点を解説する。 ・流体潤滑の理論(くさび膜効果、伸縮効果、絞り膜効果) ・レイノルズ方程式限界と修正 7)応用・・・すべり軸受けや転がり軸受の課題と設計上のポイントを解説する。 ① すべり軸受と転がり軸受の特徴 ② 軸受の課題と設計上のポイント 8)事例発表・・・実業務で問題になっているテーマを題材にグループ討議で原因・対策 を検討し、DRを経験する中で実践力を修得する。 |