「平成29年度ものづくり基盤技術の振興施策(ものづくり白書)」※に当社寺倉社長の発言が掲載されましたので、関係部分の全文を紹介します。

※ものづくり基盤技術振興基本法(平成11年法律第2号)第8条に基づき、政府がものづくり基盤技術の振興に関して講じた施策に関する報告書。経済産業省、厚生労働省、文部科学省の3省共同で作成され 、2018年5月29日閣議決定。 URL:www.meti.go.jp/press/2018/05/20180529001/20180529001.html

「平成29年度ものづくり基盤技術の振興施策(ものづくり白書)」

第1章 我が国ものづくり産業が直面する課題と展望
 ・第2節 人手不足が進む中での生産性向上の実現に向け「現場力」を再構築する「経営力」の重要性
 ・5 人手不足・デジタル革新が進む中での品質管理の在り方
 ・(2)品質保証体制の強化に向けた対応策
 ・(エ)その他(設計段階での品質管理の重要性)・・・から抜粋(P122)

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(エ)その他(設計段階での品質管理の重要性)

なお、製造現場における品質管理は、生産プロセスにおける1つのプロセスとして位置づけられるが、実際には、製造段階の手前の製品設計段階の影響を強く受ける。
品質管理に関する製造現場への落とし込みをうまく意図した設計がなされておらず、設計ミスが生じていたり、品質を担保することが難しい設計になっている場合は、製造現場においていくら現場の技術者が頑張って品質管理に取り組んだとしても品質担保が難しくなるため、設計段階から品質管理を意識した仕組み作りを行っていくべきである。
この品質管理を考える上での設計の重要性について、自動車部品メーカーで長年品質関係の業務に携わり、(株)ワールドテックを創業した代表取締役の寺倉氏は、「品質問題が浮上した際はその発生源を抑えなければ意味がなく、不良の原因は製造か設計のいずれかにあり、設計の問題である場合も多いと考えるべきである。特に自動車のように製品や部品が強いストレスに晒される領域では、設計思想を間違えると取り返しのつかないことになる。ものづくりの上流にある「構造設計」がまずいと、後の工程でどれほど現場力があろうがリカバーすることはできない。品質問題が発生すると「現場力が低下した」と言われることも多いが、設計のミスを製造現場の努力で是正することはできず、ものづくりは上流の設計段階が肝心であると心得るべきである」と指摘している。また、同氏は、「品質保証を高めていくためには、設計や製造段階における管理(仕事の 在り方)をどう組織的な仕組みとして品質担保に資するものにしていくかが重要であり、大きな品質問題を出してしまったと きは技術を振り返るのではなく、なぜ失敗したか、仕事のやり方のどこがまずかったのかを組織的に振り返り、そこを徹底的に議論しなければならない」と述べている。
品質保証体制の強化に向けては、製造現場でのシステム導入などだけではなく、設計段階での心がけとともに、組織としての仕事の在り方の振り返りも必要となってくるのではないだろうか。
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