製図法

【対象者】
製品設計や開発の実務を行っている初心者から中堅の技術者。予備知識は必要ありません。

【ねらい】
JISの製図ルールを正しく学ぶことで、図面のありようを理解する講座です。
製図用紙、線種から、製図の基本である投影法、特殊な図示法、寸法の表し方、寸法公差、はめあい、更に、幾何公差の基本まで、図面を見、作成するために必要な製図ルールを全て網羅しています。機械要素の基礎的な図面の表記法も含まれます。
設計初心者から、生産技術、生産、企画、調達、営業の方までを対象にし,講義と演習の組み合わせで理解を深めて頂きます。 
なお、本講座は、日本語版と英語版を用意してあります。海外から日本に来て日が浅く、日本語が不得手な方に向けては英語で研修を行います。 (研修時間6時間)

【目次】
Ⅰ.図面の目的と基本要件

Ⅱ.図面の仕様
 1.製図規格
 2.図面の種類
 3.図面作成上の基本原則
 4.製図用紙
 5.尺度、線、文字
  
Ⅲ.図面の表し方
 1. 投影図
 2. 補助となる投影図
 3. その他図示法
 4. 特別な図示法
 5. 断面図の示し方

Ⅳ.寸法の入れ方
 1.単位
 2.寸法の入れ方-加工基準

Ⅴ. 寸法公差とはめあい
 1.寸法公差-矛盾しない寸法の入れ方
 2.はめあい

Ⅵ.表面性状の図示法
 1.種類
 2.定義
 3.図示法

Ⅶ.幾何公差の基
 1.データムとは
 2. 幾何公差-代表的な種類
 3.最大実体公差法の概要

Ⅷ.機械要素の図示法
 ねじ.ばね、歯車

Ⅸ.図面管理

               以上