センサの基礎

~初めて学ぶセンサ~

【対象者】
電気・電子回路に関わる開発・設計・品質・生産技術部門の初心者から中堅技術者

【概要】

何かを制御しようとすると、状況把握と制御結果を把握するためにセンサが必要となります。近年、小型化の進展(MEMS技術※)などセンサに関する大きな変化が起こっています。
本研修では、従来からの基本的なセンサに加え、新しいセンサも含めて幅広くセンサを解説していきます。更に生産ラインに用いられるセンサについても活用例を説明します。センサを初めて学ぶ方が容易に理解して頂けることを狙いとしています。 ※ Micro Electro Mechanical Systems(微小電気機械システム):MEMSは、シリコン基板上に回路や可動機構などと一体化してセンサなどの機械要素部品を集積する技術。

【目次】

Ⅰ.センサの役割

Ⅱ.センサの動向
 1.小型化の進展(MEMS)
 (1)MEMSとは
 (2)制作方法
 2.ソフトウェアの飛躍的向上
 (1)タッチ画面
   ①タッチパネル
   ②検出原理
   ③表示画面(液晶、有機EL)
 (2)画像
   ①CCD方式
   ②CMOS方式
 (3)音圧(声)
   ①ダイナミック型
   ②コンデンサ型

Ⅲ.物理量の検出
 1.電気に関する物理量
 (1)電圧計
 (2)電流計
2.基本的な物理量
 (1)温度計
 (2)磁気センサ
 (3)圧力センサ
 (4)加速度センサ
 (5)距離センサ
 (6)変位センサ

Ⅳ.生産ラインで使われるセンサ
1.ワーク位置検出センサ
 (1)リミットスイッチ
 (2)近接センサ
 (3)フォトカプラ
2.モータ回転位置検出センサ
 (1)ロータリエンコーダ
 (2)レゾルバ
 (3)電磁式センサ