デジタル回路の基礎
~初めて学ぶデジタル回路~
[対象者]
電気・電子回路に関わる開発・設計・品質・生産技術部門の初心者から中堅技術者
[概要]
今や、身の回りの機器のほとんどにマイコンを搭載したデジタル回路が搭載され、機器の性能を決めていると言っても過言ではありません。デジタルは、すべてが2つの数値「0」と「1」のみで構成され、ある意味で人の思考と異なっているため、分り難い部分があります。
本研修では、「デジタルとは」から始まり、デジタル回路を単純なものから複雑なものへと順を追って説明し、最後にデジタル回路の到達点であるマイコンを構成要素ごとに詳しく解説しています。これにより、初めてデジタル回路を学ぶ方が容易に理解して頂けることを狙いとしています。
【目次】
Ⅰ.デジタルとは
1.デジタルとは
2.2進数
3.デジタル信号と回路構成
(CMOSとTTL)
4.デジタル信号と高周波
Ⅱ.論理回路
1.基本論理素子
(AND・OR・NOT)
2.よく使われる論理素子
3.論理回路(論理素子の組合せ)
Ⅲ.汎用ロジックIC
1.汎用ロジックICの種類
2.論理ブロックの事例
3.機能ブロックの事例
Ⅳ.マイコン(組込型マイコン)
1.マイコンとは
2.メモリ
3.タイマブロック
4.通信ブロック
5.A/D変換
6.D/A変換
Ⅴ.プログラム
1.プログラムの利点
2.機械語プログラム
3.高級言語プログラム