電気・電子回路

  ~電気・電子回路図面の見方・書き方・読み方~

【対象者】
 電気・電子回路に関わる開発・設計・品質・生産技術部門の初心者から(機械工学出身の)中堅技術者

【概要】
本研修では、電気とは何かから始め、抵抗・コンデンサ・コイル等の受動素子やダイオードやトランジスタ等の能動素子、及びデジタル・アナログ回路を解説し、また電子回路図面の基本的なルールを説明します。尚、希望により、実際に簡単な回路組み立て演習を通し、電気とは何か、電気の制御、電気の回路について理解する実習の追加も可能です。

【目次】
1.電気の基本
 1)電気とは
 2)交流の性質(周波数、周期、位相)
 3)電気の基本的な法則(オームの法則、キルヒホッフの法則)
 4)電気エネルギーの表し方
 5)電磁界と電磁力

2.電気・電子部品の基礎
 1)主な電気部品
 2)半導体を使った電子部品(半導体素子)
 3)半導体素子以外の電子部品

3.回路の基礎
 1)回路の表し方(実体配線と回路図)
 2)直列接続と並列接続
 3)直流回路における電気部品の働き
 4)交流回路における電気部品の働き
 5)電子回路 
 6)デジタル回路

4.制御の基礎
 1)制御量による分類
 2)制御方式による分類

5.主な電気・電子機器
 1)変圧器(トランス)
 2)モータ
 3)インバータ

6.計測の基礎
 1)計測に関する一般事項
 2)主な計測器

<以下、希望による>
7.応用回路の設計(実習)            
 1)スイッチング回路
 2)増幅回路 
 3)タイマー回路
 4)回路設計の注意点

8.回路製作と動作確認
 1)ブレッドボードで部品配置、結線
 2)所定の動作が得られたか
  (トラブルシュート)