樹脂成形

 樹脂成型の知識

【対象者】
開発、設計、品質、生産技術、生産、及びこれらに類する業務に従事する方、初心者から中堅技術者まで

【概要】
自動車部品・家電製品・電子部品・食品容器・医療用具などに、軽量化・高強度・柔軟性・透明性・複雑形状化などを狙いに樹脂を多用しています。
本研修では、樹脂の種類や特徴を踏まえた上で、射出成型、ブロー成型等の成型技術の概要を解説し、成型のための金型についても解説していきます。

【目次】

1.プラスチックの概要
 1.1プラスチックとは
 1.2プラスチックの特徴
 1.3プラスチックの物性とその利用

2.プラスチック各論

3.樹脂成形
 3.1射出成形
  3.1.1射出成形機と周辺機器
   (1)射出成形機の種類と特徴
    ・型締装置 ・射出装置
    ・射出成形機の性能、大きさの表し方
   (2)周辺機器
    ・成形材料の処理と供給に関連する機器
    ・製品の取り出しに関連する機器
    ・金型の温度調整装置
   (3)技術開発の動向
  3.1.2成形条件
   (1)熱可塑性樹脂(例)
   (2)熱硬化性樹脂(例)
 3.2ブロー成形
  ・ブロー成形の種類と特徴
  ・技術開発-肉厚不均一対応

4.金型
 4.1製品設計と金型の留意事項
 4.2金型基本構造
  ・金型の基本構成条件
  ・射出成形金型の種類
 4.3主要構造
  4.3.1材料流動注入機構
  4.3.2突出し装置とアンダーカット装置
  4.3.3.温調システム

5.ひけそりとCAE

6.リサイクル―トヨタ5R活動を例に参加